犬の【混合ワクチン】疑問を解決!

*この記事はプロモーション広告が含まれます
飼主様向け

毎年やってくる愛犬の混合ワクチン接種の時期に、『ワクチンって本当に必要なの?』『種類ってどれを選べばいいの?』と悩むことありませんか?

この記事では、筆者が日々動物病院で飼い主さんからいただく【混合ワクチンに関するさまざまな疑問】を解決します!

犬ワクチンの種類

よく動物病院の受付で、『予防接種しにきました!』とおっしゃる飼い主さんに、『本日はどの予防接種ですか〜?』とお尋ねすると『種類があるの??』と困惑される方が多くいらっしゃいます。そもそも、犬に接種する【ワクチン】にはどのような種類があるのでしょうか?

・狂犬病ワクチン
・混合ワクチン

大きく分けて犬のワクチンはこの2種類になります。

狂犬病ワクチン接種は義務であり、混合ワクチン接種は任意となります

予防として犬に接種する注射にフィラリア薬がありますので、これを予防接種と勘違いされている飼い主さんが時々いらっしゃいますが、正しくはこちらは予防接種ではなく駆虫薬に分類されます。

この2種類の中で今日は混合ワクチンについてお話します。

混合ワクチンとは

ワクチンとはある病気を予防するために、その疾病に特異的な免疫を賦与することを目的に動物に接種される薬剤のことを言います。

ワクチンに含まれる病原体の数が2種類以上のものを混合ワクチンと呼びます。

混合ワクチンで予防できる感染症

予防できる病気の種類は以下の通りです

・犬ジステンパー

・犬パルボウイルス感染症

・犬パラインフルエンザウイルス

・犬コロナウイルス感染症

・犬伝染性肝炎

・犬伝染性咽頭気管炎(犬アデノウイルス2型)

・犬レプトスピラ病

 

混合ワクチンの種類

上記の中の病気がいくつ含まれているかによってワクチンの種類が分かれます。

単体のワクチンから多いものでは10種混合ワクチンまで存在します。

多くの種類が存在しますが成犬での混合ワクチンの種類を選択されるときに覚えておいていただきたいのは【多い方か少ない方か】どちらか選ぶということです!

【少ない方】5種、6種と呼ばれるものと

【多い方】7種、8種、9種、10種と呼ばれるものに分けられます。

この2つの違いはレプトスピラ感染症が含まれているかいないかの違いになります。

 

  6種 8種 10種
ジステンパー
犬パルボウイルス感染症
犬伝染性肝炎
犬伝染性咽頭気管炎
犬パラインフルエンザウイルス
犬コロナウイルス感染症
レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー型)  
レプトスピラ感染症(カニコーラ型)  
レプトスピラ感染症(グリッポチフォーサ型)    
レプトスピラ感染症(ポモナ型)    

【5種・6種】レプトスピラが含まれていない

【7種・8種・9種・10種】レプトスピラが含まれている

(レプトスピラには複数の型があるので7〜10種の違いはワクチンに含まれるレプトスピラの型の数です)

5種と7種どちらを接種すればよいか?

5種と7種の違いはレプトスピラが含まれているかどうかの違いになるので、愛犬がレプトスピラに感染する可能性が高いのかどうかがポイントとなります

レプトスピラは犬だけでなく人や様々な哺乳類に感染する人獣共通感染症です。

レプトスピラという細菌に感染することでさまざまな症状が引き起こされます。

代表的な媒介動物はげっ歯類で、ネズミなどの尿中に排泄された細菌に汚染された水や土壌に、犬が接触することで感染します。

・田舎に暮らしている

・キャンプなど山や川へよく連れて行く

・ネズミやイノシシなどの多い農村部へよく連れて行く

・たくさんの犬と触れ合う機会が多い(ドックランなど)

このような条件に当てはまるワンちゃんは感染の機会が多くなります。

 

どのワクチンが適しているのかは接種を受ける愛犬の年齢や生活環境、ワクチンアレルギーの有無などによっても変わってきます。かかりつけの動物病院とよくご相談の上決定されてください!

 

ワクチンを接種する時期は?

多くの動物病院がWASAVA(世界小動物獣医師会)のガイドラインを参考にワクチンを打つ頻度や間隔を決定しています。ガイドラインをもとに地域差や個体差を考慮し、最終的に担当の獣医師が決定、接種となります。

参考文書【WASAVA 犬と猫のワクチネーションガイドライン】

母犬からの移行抗体のなくなる時期を考慮し、最初のワクチンは6~8週齢で開始し、16週齢以上になるまで2~4週ごとに接種することが推奨されています。その後は生後6ヶ月齢または1歳齢に1回接種します。

その後日本では1年に1回の追加接種が基本となります。

ワクチンて必要?未接種だと何がこまるの?

病気の感染や重篤化

混合ワクチンは

・感染すると非常に重篤な症状となる 

・人獣共通感染症であり、人の健康を害する潜在的危険性があるもの 

・広く流行している感染症で容易に伝播し多数の動物に被害が広まる危険があるもの

上記のような疾病が対象とされています。

混合ワクチンは任意接種ですので接種するかどうかは飼い主さんが自由に決めることができます。

しかし感染症は愛犬の身近に潜んでいます。感染し重篤化すれば最悪の場合命を落とすこともありますし、治療には費用もかかってきます。健康な時にワクチン接種の重要性について十分にかかりつけ動物病院とご相談ください。

ペットホテルや公共施設の利用が制限される

ペットホテルやドックラン、ペットと泊まれる宿など現在ほとんどの施設で混合ワクチン接種の証明書の提示が求められます。

普段利用する機会が少ないご家庭でも、急な冠婚葬祭などで愛犬をホテルに預ける必要が生じた場合、ペットホテルや動物病院での預かりを断られるケースが出てきます。

また愛犬自身が病気や怪我により動物病院に入院・通院する場合、動物病院には感染症の動物も来院しますし、怪我や病気により免疫力の低下した状態では感染の可能性も高くなります。

 

料金は?

混合ワクチンの料金は各動物病院によって違います。

5種ワクチンで6000〜9000円程度 7種以上のワクチンで7000円〜10000円程度が多いようです。

7種以上のワクチンは5種のワクチンプラス1000円ほどの動物病院が多いようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ワクチンの種類や必要性を理解し、愛犬を感染症から守りましょう!

タイトルとURLをコピーしました